まなぶくん
 

牛乳について

Question 「低温殺菌牛乳」は、時としてクリーム味が濃く感じるのですが、何か製造方法が変わったのですか?
Answer

製造方法は変わらないのですが、牛乳脂肪分は季節によって変動します。
冬場は季節柄、牛の飼料に青草よりも干草の方が多く、4月・5月以降は放牧するので、青草の方が多くなります。
青草に含まれるカロチン(黄色い色素)やたんぱく質が豊富になると牛乳の風味や味が濃く感じられます。

また、牛は夏場、水分を含んだ草や水をよく飲むため、牛乳中の水分が多く、乳脂肪が少なくなり、クリーム味が薄く感じられます。反対に、冬場は牛の飲む水量が減るため、乳脂肪が多くなり、クリーム味が濃く感じるようになるのです。
このように、季節によって風味やクリーム味に多少の変動が出てきます。


アニューで取り扱っている牛乳の飼料は、生草、乾草、サイレージ(発酵させた草)、稲、ワラなど反芻動物である牛に適した「粗飼料」中心です。
一方、市販の牛乳は同じホルスタイン種の乳牛でも、一般的にコーン、大麦、大豆カスなど、高脂肪、高タンパクの「濃厚飼料」を与えています。
そのため搾乳量が増えて、乳脂肪分もやや多くなります。
(例:市販品 乳脂肪分3.7%  アニュー 3.5%)
しかしながら、濃厚飼料は成牛の生理には適さないとも言われています。乳房炎などの病気にかかりやすくなるため、低温殺菌牛乳の原料に相応する品質が保てなくなります。牛の生理に適したエサを与えることで、不要な投薬もしなくて済むのです。