白い粉について
プラムやぶどうの表面に白い粉がついているのですが、これは農薬なのでしょうか? |
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| 白い粉は農薬ではありません。専門的には「果粉または蝋粉(ろうふん)」と呼ばれ、果実に含まれるロウ物質(植物ワックス)が表面に出てきたもので、食べても問題はありません。この現象は「ブルーム」とも呼ばれ、りんごやなしなどにも見られる現象なのですが、プラムやブドウなどの表面が滑らかな果物に目立つようです。 | |
私たち人間は、手が荒れるとハンドクリームを塗りますが、果粉もまさにその役割をします。果皮の表面は、クチンとロウという物質で形成されるクチクラという組織で覆われているのですが、クチンの中に板状のロウが詰まっていて、果粉は、このロウがクチクラの最も外側に強く押し出されたものなのです。果粉は、雨や朝露などの水分をはじいて病気を予防したり、果実の水分の蒸発を防いで新鮮さを保つなど、果実自らが作り出す自己防衛のための被膜と言えるでしょう。
ブルームは、果粒に甘さがのってくると果皮についてくるものなので、甘さの目安にもなるわけです。また、手でこすったり、果物同士がぶつかったりしても粉がとれてしまうので、粉が付いているということは丁寧に収穫・輸送された証(あかし)でもあるのです。
ぶどうを例にとると、全体に粉がついているものは新鮮で甘いといわれています。そのため、果実表面にブルームが残っているものは高級とされ、高値で取り引きされています。

プラムやぶどうの表面に白い粉がついているのですが、